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シュトラウス・セレブレーション:ヴィーン少年合唱団
ウィンナワルツの代名詞『美しく青きドナウ』がもとは合唱曲だったことは意外に知られていない。この曲はまず男声合唱用に書かれ、のちに現在のような管弦楽版が作られている。オリジナルは1867年にウィーン男声合唱団とオーケストラによって初演された。シュトラウスはほかにも合唱作品を書いており、このアルバムには『ウィーン気質』、『ヴィーンの森の物語』、『朝刊』、『酒・女・歌』、『雷鳴と電光』、『トリッチ・トラッチ』、『皇帝円舞曲』などの有名曲が収録されている。
合唱はヴィーン少年合唱団。青年を想定した作品があるため少年たちでは少々音域が高くなるが、腕前はさすがに申し分ない。伴奏もヴィーンのオケが担当している。
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Wiener Sangerknaben (Vienna Choir Boys)
Wiener Johann Strauss Capelle
Gerald Wirth, conductor
・Recorded in 1999
Koch Music
34039-2
An
der Schonen Blauen Donau
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1. Amusement Train,
op.281
2. Viennese Spirit, op.354
3. Fireproof, op.269 (Josef Strauss)
4. The Vienna Woods, op.325
5. Morning Papers, op.279
6. Thunder and Lightning, op.324 |
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7. Wine, Woman and Song, op.333
8. Tritsch Tratsch, op.214
9. Emperor's Waltz, op. 437
10. Hail to Hungary, op.332
11. Wo die Zitronen bluh'n, op.304
12. The Blue Danube Waltz, op.314 |
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The
Trees They Grow So High: Sarah Brightman
(Britten Folksong Arrangements)
ベンジャミン・ブリトゥンのフォークソング・アレンジメント。1986年に録音され、リリースは1988年。左の写真はその時のジャケットだ。国内盤の発売はだいぶ遅れて1998年4月。ヒット作『タイム・トゥ・セイ・グッドバイ』に続くリリースだった。1988年の時点では、ミュージカル『キャッツ』(ロンドン版)で成功を収めてはいたものの、日本では《サラ・ブライトマン》の名はほとんど知られていなかった。しかも曲目がブリトゥンの民謡編曲では売れないと判断したのだろう。有名になってから「新盤」としてリリースされたわけだ。
もちろん後年のブライトマン・プロジェクトとはまったく違う路線。歌われているのは英国、アイルランド、フランスのさまざまな民謡・童謡をブリトゥンが編曲したもの。伴奏はパーソンズのピアノのみ。昨今のブライトマン・ファンからすればいかにも地味な印象だろう。
しかしこの起用はうまくいった。本格的なクラシック歌手では曲の雰囲気に合わなかったかも知れない。ブライトマンのていねいで控えめな歌いかたは好感がもてる。ブリトゥンのモダンな編曲もさすが。
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Sarah Brightman, soprano
Geoffrey Parsons, piano
・Recorded in 1986
EMI Classics
CDC 7495102
夏の最後のバラ
同種アルバム
The
Folksong Arrangements
Baker:
Folksong Arrangements
Chansons
Francaises, etc.
Haydn:
English & Scottish Songs
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1. ある朝早く
2. ニューキャッスルの生まれかい?
3. かわいいポリー・オリヴァー
4. 木々は高々と
5. とねりこの茂み
6. おお悲しい
7. なんとやさしい答え
8. 耕す少年
9. 春は過ぎゆく
10. 夏の名残のバラ(庭の千草)
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11. 愛の園の美女
12. 糸紡ぎの女
13. いとしいわが祖国のハープ
14. かわいいサー・ウィリアム
15. クッションが縫えるかい?
16. しんとした夜には
17. 父の家にいたころ
18. なぐさめる人もなく
19. オリヴァー・クロムウェル |
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ミレッラ・フレーニ:わが母の教え給いし歌
ミレッラ・フレーニによる子守歌を中心にした癒し系アルバム。ただしオリジナルリリースは1980年なので、今どきはやりのジョルダーノやらシセルやらとはアプローチが異なる。普通のオペラ歌手による歌唱である。かの女たちの歌い方にもの足りなさを感じる人におすすめしたい。アレンジも間違ってもイージーリスニングふうにはなっていない。
やさしい曲ばかりというのは歌手にとってやっかいなもの。力ずくだとうるさくなるし、手を抜けばすぐ分かってしまう。抑え気味の歌い方できちっと情感が表出されるあたり、さすがフレーニは名歌手である。絶妙のコントロール。レーガーの『マリアの子守歌』がこれほどしっとり歌われているのも貴重である。
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ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)
ボローニャ市立管弦楽団&合唱団
レオーネ・マジェラ(指揮)
・Originally Released in 1980
Songs
My Mother Taught Me
フレーニ:子守歌名曲集
Rockabye
Baby
ねむの木の子守歌
フレーニは
ヴェルディ:アイーダ
プッチーニ:ラ・ボエーム
Puccini:
Madama Butterfly
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1. ヘンデル:オンブラ・マイ・フ
2. フリース:モーツァルトの子守歌
3. シューベルト:アヴェ・マリア
4. シューベルト:子守歌
5. レーガー:マリアの子守歌
6. ブラームス:子守歌 |
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7. バッハ/グノー:アヴェ・マリア
8. ドヴォルザーク:わが母の教え給いし歌
9. ロッシーニ:愛
10. プラテッラ:モディリアの子守歌
11. プラテッラ:ロマーニャの子守歌 |
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A
Portrait Of Frederica Von Stade
美人歌手として誉れ高かったフレデリカ・フォン・シュターデ。もちろん確かな歌唱力にも定評があったわけだが、これはかの女が最盛期にあった頃の名唱を集めたもの。(5)まではオペラのアリア。シューマンとブラームスは二重唱曲で、ジュディス・ブレゲンが相手をつとめている。ショーソンの『終わりなき歌』は室内楽伴奏版で歌われている。
このショーソンが素晴らしい。かの女はEMIにフォーレの歌曲集を録音していたくらいで、フランス歌曲が得意なのである。去っていった恋人を想う終わりなき悲しみ。情感を込めて切々と歌うシュターデ。フランス人歌手たちの軽いアプローチとはちがうのだが、この深みは魅力である。
二重唱曲は比較的珍しいレパートリー。ブレゲンとの息が合っており、あまり聴く機会のないこれらの作品を楽しく聴くことができる。歌詞英訳が掲載されているのも嬉しいところ。
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Frederica von Stade, mezzo soprano
with
Judith Blegen, soprano
Joel del Maria, violin
Charles Wadsworth, piano
Philharmonia Orchestra
and others
・Recorded in 1975 - 84
CBS/Sony
MK 39315
A
Portrait Of Frederica Von Stade
シュターデのおすすめ
月の光(フォーレ歌曲集)
モーツァルト:フィガロの結婚
The
Sound Of Music
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1. モーツァルト:自分で自分がわからない
2. ロッシーニ:うるわしい光が
3. トマ:それはわたし
4. マスネ:でもわたしの姉妹たちは
5. オッフェンバック:あの人に告げて
6. シューマン:知らせ
7. シューマン:幸福 |
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8. ショーソン:終わりなき歌
9. ブラームス:響き その2
10. ブラームス:修道女
11. ブラームス:現象
12. ブラームス:恋の道 その1
13. ブラームス:恋の道 その2
14. ブラームス:ヴァルプルギスの夜 |
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Anna
Moffo: Vocalise
往年のファンはNHK-FMの深夜番組で美人歌手アンナ・モッフォの歌う『ヴォカリーズ』がテーマ曲として使われていたのをご存知だろう。オーケストラ伴奏でやさしく歌うモッフォの声がいかにも深夜らしい静謐感を湛えており、就寝前の鎮静効果があったのを覚えている。(オリジナル版は下記キリ盤参照)
さて、アルバムのメインはカントルーブ(1879-1957)編『オーヴェルニュの歌』(1〜7)。オーヴェルニュはフランスの一地方で、ケルトにルーツをもつ少数民族が住んでいた。文化の画一化によって独自の音楽が失われていくことを恐れたカントルーブは、当地の民謡を採集し、器楽による伴奏を付して後世に遺そうとしたのである。曲集は第5集まであるが、どんなものかを知るにはこういう抜粋盤がお奨め。モッフォの歌唱は民謡のもつ素朴さを活かしたもので好感がもてる。
もうひとつのヴィラ=ロボスは超有名曲。ソプラノ歌手なら一度は歌ってみたいであろう魅力たっぷりの旋律。伴奏はチェロだけのアンサンブル。そのチェロが男声合唱みたいにソプラノを支え、メランコリックにラテン的情熱をかきたてていく。有名なだけに競争相手が多いが、モッフォのふくよかさをもった美声と安定感は秀逸。
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Anna Moffo, soprano
American Symphony Orchestra
Leopold Stokowski, conductor
・Recorded in 1964
RCA Victor
GD87831
Anna
Moffo: Vocalise
アンナ・モッフォ:ヴォカリーズ
Chants
d'Auvergne [Naxos]
Kiri
Sings Canteloube
オーヴェルニュの歌
ヴォカリーズ・リラクゼーション
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1. ラントゥエノ
2. 羊飼いの乙女
3. 泉の水
4. バイレロ
5. 牧場を通っておいで |
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6. 女房もちはみじめなもの
7. 子守歌
8. ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第5番
9. ラフマニノフ:ヴォカリーズ |
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Kiri
Te Kanawa: Kiri in Recital
キリ・テ・カナワ1989年の盛り沢山録音。当時リサイタルで採り上げて好評を博していたレパートリーをスタジオで収録したものだ。さすが歌いなれた曲ならではの安定感があり、歌伴の名手ヴィニョールズの好サポートを得て完成度の高いアルバムとなっている。
最初のパーセルはブリトゥンのアレンジによるもの。才気を感じさせるピアノパートをお聴き逃しなく。リスト歌曲の代表的なところを4曲つづけて、ラヴェルの名作『5つのギリシア民謡』がアルバムのハイライト。シンプルでプリミティヴでなおかつ粋な感覚もあるという、じつは難しい曲なのだが、このコンビは巧みなコントロールでこなしていく。不思議な懐かしさを感じさせ、何回でも聴きたくなる名演だ。
ラフマニノフの『ヴォカリーズ』はこのピアノ伴奏版がオリジナル。上記モッフォ盤のような夜の雰囲気はないが、キリのほうが芸術歌曲っぽい。グラナドスはオペラ『ゴイェスカス』から採られたもの。最後のオブラドルスもスペイン。かの女がこういうマニア向けレパートリー(美しく憂愁に満ちた秘曲!)をやっていたとは。古き良き時代を思わせる素朴な旋律を表情ゆたかに歌うキリ。土臭さのない洗練された仕上がりで作品の魅力をうまく引き出している。
マッキントッシュの椅子を使ったお洒落なジャケットともども☆☆☆☆☆進呈。
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Kiri Te Kanawa, soprano
Roger Vignoles, piano
・Recorded in 1989
Decca Record
425 820-2
Kiri
in Recital
キリ・テ・カナワ・リサイタル
Best
of Kiri Te Kanawa
Kiri
Sings Gershwin
イギリス民謡を歌う
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1. パーセル:聖処女マリアの諭し
2. リスト:ローレライ
3. リスト:どうやって、と男たちは尋ねた
4. リスト:夢に来ませ
5. リスト:平和は見つからず |
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6. ラヴェル:5つのギリシア民謡
7. ラフマニノフ:ヴォカリーズ
8. グラナドス:マハとナイチンゲール
9. オブラドルス:スペイン古典歌曲集 |
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Verdi
& Mozart: Requiem
Daniel Barenboim/ John Barbirolli
ヴェルディのレクイエムはまるでオペラのようだと言われる。こんな曲を書いてしまった作曲者の責任が大きい。朗々と脳天気に歌いあげる歌手たちの責任もある。むやみにスケールを大きくしたがる指揮者の責任も。これじゃ死者は安らかに眠ってなんかいられない。
しかしバルビローリの当録音は、いかにも鎮魂曲らしい仕上がりだ。表面的なところも大袈裟なところもない。かれ独特の情感ゆたかによく歌う弦が死者を悼む生者の思いを切々と紡ぎ、歌手たちも抑制のきいた心のこもった歌唱を聴かせる。ありがちなドラマチックな起伏は弱められており、全編が悲しみと追悼の思いに染め上げられている。かならずしもこの解釈が正解だとは言わない(個性的すぎるという批判もありそうだ)が、しみじみとしたレクイエムらしいレクイエムであることは間違いない。
オマケみたいに入っているバレンボイムのモツレクは、バルビローリと組み合わせられてわりを食った感じ。ひかえめで清楚な雰囲気は録音時の若さゆえか。今ひとつ説得力に欠ける気がするが、心の深淵をのぞき込むような怖さはちゃんと表現されている。合唱がうまいのとジャネット・ベイカーたちソリストのできばえの素晴らしさで聴き応えのある仕上がりにはなっている。
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Sheila Armstrong, soprano
Janet Baker, mezzo-soprano
Nicolai Gedda, tenor
Dietrich Fischer-Dieskau, baritone
John Alldis Choir
English Chamber Orchestra
Daniel Barenboim, conductor
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Montserrat Caballe, soprano
Fiorenza Cossotto, mezzo-soprano
Jon Vickers, tenor
Ruggero Raimondi, bass
New Philharmonia Chorus
New Philharmonia Orchestra
John Barbirolli, conductor
・Recorded in 1970 & 71 (1)
EMI (Pathe Marconi)
CZS 7 62892 2
Verdi
& Mozart: Requiem
最近の売れ筋は
Verdi:
Requiem (Abbado)
Mozart:
Requiem (Harnoncourt)
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1. モーツァルト:レクイエム
ニ短調 K.626
2. ヴェルディ:レクイエム(鎮魂ミサ曲) |
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Antonio
Salieri: Gesu al Limbo, etc.
Cappella Musicale della Cattedrale di Verona
アントニオ・サリエリ(1750-1825)の宗教曲3曲。カンタータ『辺獄のイエス』『最後の審判』そして『テ・デウム』の順に収録されている。
辺獄というのは洗礼を受けずに死んだ者の魂がいるところとされ、地獄でも天国でもない。このカンタータにもキリスト教誕生以前の人々が次々とあらわれる。アダム、エヴァを始め、アブラハム、義人たち、族長たちだ。そこにイエス(テノール)が登場し「奈落の底よ、ひらけ」と歌い、人類の死と罪への勝利、造物主による和解の成立を告げる。辺獄の魂たちはイエスと大天使に導かれ、永遠の勝利、喜びの家に向かって進んでいく。起伏に富む聴き応えのある作品。
『最後の審判』は合唱が主体の叙事的な内容。イエスによる審判ののち、祝福された者たちの歓喜の合唱、呪われた者たちの嘆きの合唱がつづく。緊張感のある劇的な作品だが、イエスが死者の魂をはっきりと二分する姿に非情さを感じてしまうのは、わたしが非キリスト教徒だからだろうか。
サリエリは凡庸な作曲家だと思われている。器楽曲を聴く限りたしかにそうかも知れない。しかし声楽曲の分野では話が違ってくる。天才と呼ぶほどではないものの、傾聴に値する佳品が揃っている。
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Sonia Peruzzo, soprano
Maria Teresa Toso, alto
Nicola Yovanovitch, tenor
Mario Scardoni, bass
Cappella Musicale della Cattedrale di Verona
Alberto Turco, conductor
・Recorded in 1997 (Live)
BonGiovanni
GB 2167-2
Salieri:
Gesu al Limbo, etc.
イエスの受難
La
Passione di Gesu Cristo
ほかには
Falstaff
The
Salieri Album
サリエリ・アルバム
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1. Gesu al Limbo
(1803)
2. Il Giudizio Finale (1787) |
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3. Te Deum (1819) |
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Leos
Janacek: Glagolitic Mass
Soderstrom/ Czech Philharmonic/ Mackerras, etc.
モラヴィア最大の作曲家レオシュ・ヤナーチェク(1854-1928)による力作『グラゴール・ミサ』。ミサ曲といえば通常“キリエ・エレイソン”で始まるラテン語で歌われる。しかしこれはスラヴ語。それも9世紀のものだ。
モラヴィアにはその頃スラヴ人の王国が誕生しており、新しい国をキリスト教国とするためにスラヴ語による典礼を行おうとしていた。当時スラヴ語を表記する文字がなかったため、グラゴール文字、キリル文字が新たに考案された。時代を考えれば画期的試みだったのだが、従来通りのラテン語による典礼を主張する勢力により、その試みは闇に葬られてしまった。
ヤナーチェクはそのグラゴール文字で書かれたはずのミサを20世紀に復活させたのである。ギリシア正教典礼文を古代スラヴ語に翻訳したわけで、聞き慣れない歌詞のミサ曲になっている。そしてそれ以上に、ヤナーチェクの曲作りがミサ曲らしくない。敬虔な祈りというより激しい情熱の発露、熱烈な信仰告白なのだ。オルガン独奏が炸裂するパートもある。ヤナーチェクは進歩的作曲家だったので1927年という時代の反映もあり、土俗的な力強さがそれに加わって唯一無二の個性的なミサ曲が産まれている。
指揮はヤナーチェクのスペシャリストとしてならしていた時代のマッケラス。オケはチェコフィル。ゼーダーシュトレームら独唱者たちも実力者揃い。とにかくうまい、熱いミサ曲である。
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Elisabeth Soderstrom, soprano
Drahomira Drobkva, contralto
Frantisek Livora, tenor
Richard Novak, bass
Czech Philharmonic Chorus
Jan Hora, organ
Czech Philharmonic Orchestra
Charles Mackerras, conductor
・Recorded in 1984
Supraphon Records
10 3575-2
Leos
Janacek: Glagolitic Mass
グラゴール・ミサ
Mackerras
Conducts Janacek ヤナーチェク:シンフォニエッタ
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| 1. Glagolitic Mass
for Soloists, Chorus, Orchestra and Organ (1927) |
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