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Rautavaara:
Complete Works for String Orchestra vol.1 今や人気絶頂の感のあるエイノユハニ・ラウタヴァーラ。この弦楽オケのための作品全集はかれの50年に及ぶ作曲活動を振り返ることのできる好企画盤。 |
Ostrobothnian Chamber Orchestra Complete Works for Strings vol.1 第2集とまとめて聴きたい人は |
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1. Pelimannit - Fiddlers, op.1 (1952) |
4. Hommage a Liszt Ferenc(1989) 5. An Epitaph for Bela Bartok (1955/86) 6. Hommage a Kodaly Zoltan (1982) |
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Rautavaara:
Complete Works for String Orchestra vol.2 ラウタヴァーラ初期の作品、1960年と61年の『カント(歌)第1番・第2番』は12音技法による。テンションの高い小品で、わが武満の『弦楽のためのレクイエム』を思い出した。1972年の『第3番』では12音技法が放棄され、つづく『第4番』でこだわりのない現在の作風に到達。たゆたうストリングス。形式感なし。あたたかさ、やわらかさのある美しい曲だ。最近のラウタヴァーラが好きな人はここではじめてほっとするんじゃないかな。 |
Ostrobothnian Chamber Orchestra Complete Works for Strings vol.2 第1集とまとめて聴きたい人は |
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1. Canto I (1960) |
5. Ballad for Harp and Strings
(1973/80) 6. A Finnish Myth (1977) 7. Ostrobothnian Polska (1980/93) |
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Rautavaara:
Symphonies Nos. 1, 2 & 3 ラウタヴァーラはヘルシンキのシベリウス・アカデミーでアーレ・メリカントに学んだのち、米国にわたってコープランドやセッションズに作曲を学んだ。『交響曲
第1番』はその米国時代に書かれたもの。もとは4楽章形式だったが、改訂にあたってラウタヴァーラは第4楽章を破棄。第2楽章をフィナーレとし、第3楽章を前に持ってきて第1楽章と合体させた。楽章数が半分になったわけだ。ゆったりした第1楽章のベースにあるのはシベリウスゆずりの抒情。そこにヒンデミットふうの斬新なハーモニーによる緊張感が加わる。第2楽章アレグロではソ連(当時)のプロコフィエフやショスタコーヴィチの影響が聴かれる。どこか皮肉な響き。米国っぽさは感じられない。 |
Leipzig Radio Symphony Orchestra ラウタヴァーラの廉価盤 |
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| 1. Symphony No.
1 (1956/88) 2. Symphony No. 2 (1957/84) |
3. Symphony No. 3 (1961) | |||||||||||
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Rautavaara:
Symphonies Nos. 4 & 5, Cantus Arcticus 「鳥たちと管弦楽のための協奏曲」の副題をもつ『カントゥス・アルクティクス(北極の歌)』はラウタヴァーラのもっとも人気のある作品のひとつ。北極圏で録音された鳥の鳴き声とオーケストラが共演するというもので、音楽というより情景を聴いている感じ。これがひと頃のヒーリング・ブームにのって(一部で)もてはやされたのだった。わたしの場合癒しより憂愁を感じてしまうのだが…。 |
Leipzig Radio Symphony Orchestra Symphonies Nos. 4 & 5, Cantus Arcticus ラウタヴァーラのベスト盤 |
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| 1. Cantus Arcticus
(1972) 2. Symphony No. 4 "Arabescata" (1962) |
3. Symphony No. 5 (1985) | |||||||||||
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Rautavaara:
Symphony No.6 & Cello Concerto ラウタヴァーラの『交響曲 第6番』は「ヴィンセンティアーナ」の副題をもち、自作のオペラ『ヴィンセント』の音楽をベースにしている。4つの楽章は「星明かりの夜」「カラス」「サンレミ」「賛美」と名づけられ、ゴッホの作品と生涯をたどるような内容。オペラからの寄せ集めなのだが散漫な印象はない。『交響曲
第5番』に通じる完成度の高さをもち、色彩的な魅力が加わっている。 |
Marko Ylonen, cello ・Recorded in 1993 |
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| 1. Symphony No.6
"Vincentiana" (1992) 2. Cello Concerto (1968) |
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Rautavaara:
Symphony No.7 "Angel of Light" 1994年に書かれた『交響曲 第7番“光の天使”』。ラウタヴァーラのブレイクはこの辺りから始まった。天使シリーズの一つで、それまでのいかにも現代音楽といった刺激的な響きは抑えられ、静けさが支配する叙情的な作品になっている。高揚する部分でも緊張感はほどほどで、なによりわかりやすいのが特徴だ。ペルトやグレツキよりも親しみやすいくらいに。 |
Helsinki Philharmonic Orchestra ・Recorded in 1995 |
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| 1. Symphony No.7
"Angel of Light" (1994) 2. Annunciations - Concerto for Organ, Brass Group and Symphonic Wind Orchestra (1977) |
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Rautavaara:
Symphony No.8 "The Journey" 有名になるといいことがあるものだ。マリエル・ノルマンやレイフ・ゼーゲルスタムという世界的な大物たちが自分の作品を演奏してくれるのだから。しかも作曲されてすぐCDがリリースされるのである。2001年の当アルバムは『ハープ協奏曲』と『交響曲
第8番“旅”』のカップリング。 |
Marielle Nordmann, harp ・Recorded in 2001 |
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| 1. Concerto for
Harp and Orchestra (2000) 2. Symphony No.8 "The Journey" (1999) |
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Rautavaara:
Book of Visions, etc. ラウタヴァーラ2003年の管弦楽作品『幻想の書』を収録。「夜の物語」「火の物語」「愛の物語」「運命の物語」の4楽章からなる交響曲ふうの構成。なぜこれを交響曲と名づけなかったのか、わたしはマーラーみたいに縁起をかついだのではないかと思っているが、どうかな。ベートーヴェンはじめ交響曲を9曲書いて亡くなった大作曲家が何人もいるからだ。 |
National Orchestra of Belgium ・Recorded in 2005 |
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| 1. Symphony No.1
(1955/1988/2003) 2. Adagio Celeste (1997/2000) |
3. Book of Visions (2003/2005) | |||||||||||
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Rautavaara:
Garden of Spaces, etc. ちょっとバーバーの『弦楽のためのアダージョ』みたいに始まる『宇宙の庭』は、ラウタヴァーラがまだ充分アヴァンギャルドだった時代の作品。演奏するたび違ったものになることを目指したといい、指揮者の裁量であるていど曲を作っていくことができる。宇宙空間に数多の星がきらめくようなイメージ。 |
Richard Stoltzman, clarinet ・Recorded in 2002 |
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| 1. Gardens of Spaces
(1971/2003) 2. Clarinet Concerto (2001) |
3. Cantus Arcticus (1972) | |||||||||||
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