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Faure:
Complete Piano Works
Jean Hubeau
フォーレのピアノ曲を聴くのは宝箱を開けるようなもの。魅力的な作品がぎっしり詰まっている。CDも古いヴァランタンから新しいロジェまで優れたものが多い。
ところが全集となるととたんに選択肢が少なくなる。お奨めに値するのはかろうじて3種類で、しかもそれぞれに弱点があるのだ。わたしがよく聴くコラール盤(EMI)はテクニックが優れている。明晰な演奏で若い頃の作品の快活さや粋な感覚が見事に再現されている。しかし晩年の作品は練り込み不足で生硬さが残る。
その点ドワイヤン盤は素晴らしい。深々とした表現。あえて明晰さは意識していないようだが、情感の豊かさはコラールの比ではない。ただ若い頃の曲を聴くと重く感じられてしまう。愉悦感が欲しいと思う。
ジャン・ユボーの全集はそういう不満はない。平均的な出来映えである。全集の場合同種の曲が続けて聴けてしまうという問題(?)がある。例えば『舟歌』の場合だと、初期1880年の「1番」から1921年の「13番」までが並んでいるのだ。平均的なほうが聴きやすいのである。かれの表現は〈八分目〉といったところで、それほどの深さも明るさもない。技術的にもぱっとしない。にもかかわらず魅力的なのは、あたたかさ、柔らかさがあるからだ。作品の一つひとつを慈しむような姿勢が。コンサートホールではなく、サロンかなにかで聴いているつもりになるといい。手が届くほどの近さにピアノがある。人の好いユボーさんがあなたのためだけにフォーレを弾いてくれる。これなら迫力がないなんてことは言えなくなる。
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Jean Hubeau, piano Steinway
・Recorded in 1988 - 89
Erato Disques
2292-45023-2 (4CDs)
輸入盤は
Faure:
Complete Piano Works
国内盤は
フォーレ:ピアノ作品全集〈1〉
フォーレ:ピアノ作品全集〈2〉
ドワイヤンは
Faure:
Works for Piano
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<CD 1>
1. Nocturnes 1-9
<CD 2>
1. Nocturnes 10-13
2. Theme and variations, op.73
3. 5 Impromptus
4. 3 Romances sans paroles, op.17 |
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<CD 3>
1. 13 Barcarolles
<CD 4>
1. Pieces breves, op.84
2. 9 Preludes, op.103
3. 4 Valse-Caprice
4. Mazurka |
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Chabrier:
Piano Works
Alain Planes
エマニュエル・シャブリエはサティ、ラヴェルに連なる流れのちょっと上流に位置する人物。明快さ、小粋さ、悪戯っぽさをもった魅力的作風である。作曲家としてはアマチュアだったがフォーレ、ダンディらと交遊があり、後世への影響力も半端でなかった。ここに聴くピアノ曲集は、第一印象は明るく楽しい曲ばかりかも知れない。しかし和声は思いのほか精妙さを示し、リズムの扱いも多彩だ。ラヴェルへの影響の大きさがわかると思う。最後にラヴェルの小品『シャブリエ風に』が収められているのはその辺りを考えてのことだろう。
代表作『10の絵画的小品』は管弦楽曲『田園組曲』の原曲となったもの。たいへん華やかなピアニスティックな面白さと、和声面での先駆的な作風(ヴァーグナーの影響か)が味わえる名品。アラン・プラネスは名技性を際立たせ、迫力のある、彫りの深い造形が見事だ。『風変わりなブーレ』も同様の名演。
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Alain Planes, piano
・Recorded in 1993
Harmonia Mundi
HMC 901465
Chabrier:
Oeuvres pour piano
チッコリーニも素晴らしい
シャブリエ:ピアノ名曲集
クセの強いバルビゼ盤
シャブリエ:ピアノ作品全集
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1. 10の絵画的小品
2. 風変わりなブーレ
3. 即興曲 ハ長調 |
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4. ハバネラ
5. 遺作の小品(抜粋)
6. シャブリエ風に(ラヴェル) |
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Debussy:
24 Preludes
Alain Planes
アラン・プラネスは若い頃、ドビュッシー録音で高い評価を受けていた。ベテランとなった今、どんな演奏を聴かせてくれるのだろうという興味があったのだが、それ以上に気になったのが‘Bechstein
1897’というさりげない一行。たしかドビュッシーが好んだピアノはベヒシュタインだったはず。
美術工芸品のようなベヒシュタインの美しい容姿は、残念ながら掲載写真からはよくわからない。しかし音色の魅力はよくとらえられている。100年以上昔のピアノがちゃんと鳴るのかとお思いの方もあるだろう。ところが、鳴るのだ。ものによっては造られた当時よりいい音で。ヴァイオリンを考えてみていただきたい。300年も経った名器がいまだにその美音で聴衆を魅了しているではないか。ヴァイオリンが弦を張り替えたり本体の補修や改造を経て生き延びるように、ピアノも弦の張り替えやアクションの交換などの「リビルド」によって生まれ変わるのだ。
現代のフルコンとはスケールが違うのが一聴してわかる。何千人も収容できる大ホールの二階席の一番うしろまでとどくような音ではない。音色にも個性がある。現在のSteinwayやBoesendorfer、Yamahaなどのピアノはどれも似たような音がするが、このピアノは透明感のある独特の音がする。プラネスは録音に先立ってかなり弾き込んだらしく、楽器に無理をさせていない。楽器の個性を把握し、それを活かすように自由に歌わせている。表現の一部を楽器に任せているとも言える。
正直なところ、最初は聴き慣れたピアノとの違いにとまどった。耳が慣れてくるとドビュッシーの和声がひと味違う響きで再現されるのに感動を覚えた。作曲者の聴いた響き。それは、この音色に限りなく近いものだったのだろう。
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Alain Planes, piano Bechstein 1897
・Recorded in 1999
Harmonia Mundi
HMC 901695
Debussy:
Preludes, Books 1 & 2
練習曲集他
Debussy:
Etudes, etc.
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<前奏曲集 第1集>
1. デルフォイの舞姫
2. 帆
3. 野をわたる風
4. 音と香りは夕べの大気の中をただよう
5. アナカプリの丘
6. 雪の上の足跡
7. 西風の見たもの
8. 亜麻色の髪の乙女
9. さえぎられたセレナード
10. 沈める寺
11. パックの踊り
12. 吟遊詩人 |
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<前奏曲集 第2集>
1. 霧
2. 枯葉
3. ヴィーノの門
4. 妖精たちはあでやかな舞姫
5. ヒースの茂み
6. 風変わりなラヴィーヌ将軍
7. 月の光が降り注ぐテラス
8. 水の精(オンディーヌ)
9. ピックウィック氏をたたえて
10. エジプトの壺
11. 交替する三度
12. 花火
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Smetana:
The Complete Czech Dances
Antonin Kubalek
スメタナはじつはピアノ曲が多く、即興曲や美しいサロン風小品集なども書いている。ここに収められた14曲は民族色の濃い『チェコ舞曲』で、ポルカ、フリアント、ドゥパックなどさまざまなタイプの舞曲が楽しめる。円熟期に発表されたもので、スメタナの国民楽派としての側面がよく出ている。ショパンやリストが故国の舞曲を題材にしていたのを思い出すが、スメタナの『チェコ舞曲』はかれらの作品より土俗的な味わいが強い。親しみやすい歌もあれば激しいダンスもある変化にとんだ曲集になっている。
クバレクは切れ味のよい演奏でこれら舞曲の特徴をあざやかに描き出す。起伏が大きくダイナミック。同じチェコ人として、持って生まれたリズム感を活かして共感に満ちた演奏を繰り広げる。やや表現がきつい気もするが、難易度の高いパッセージも完璧に弾ききり、見事というほかない。
使用楽器は米国スタインウェイ。クバレクの強靱なタッチに合っている。録音もよく、迫力ある演奏を堪能できる。
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Antonin Kubalek, piano
(American Steinway D concert grand)
・Recorded in 1988
Dorian Recordings
DOR-90122
The
Complete Czech Dances
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《チェコ舞曲 第1集》
1. ポルカ 嬰ヘ短調
2. ポルカ イ短調
3. ポルカ ヘ長調
4. ポルカ 変ロ長調
《チェコ舞曲 第2集》
1. フリアント
2. スレピチカ |
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3. オヴェス
4. メドヴィェト
5. ツィブリチカ
6. ドゥパーク
7. フラーン
8. オブクロチャーク
9. ソウセツカ
10. スコチナ |
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Tchaikovsky:
The Seasons
Mikhail Pletnev
チャイコフスキーのピアノ曲集『四季』は1876年、音楽雑誌の付録として発表されたもの。毎月1曲ずつ、季節にちなんだ詩とともに掲載された。詩人はプーシキンやネクラーソフたち。今にして思えばずいぶん贅沢な付録だった。
有名なのは6月の『舟歌』と11月の『トロイカで』の2曲。これらは単独でも演奏されるので聴いたことのある人は多いだろう。こうして12曲つづけて聴いてみるとさすがに全部が名曲とはいえないが、チャーミングなもの、気の利いたものが含まれ、2曲しか知らないのはもったいない気がする。プレトニェフはたいへん美しいタッチでこれら愛すべき小品を描き分けていく。情感ゆたかで深みのある演奏だ。表情付けに抑制が効いているので上品である。
もう一つの『同一主題による6つの小品』はアイディアが面白い。同じ主題からさまざまなタイプの曲が作られている。変奏曲の変種と考えることもできる。チャイコフスキーの巧みな作曲術を味わえる興味深い作品。なぜ録音が少ないのか不思議だ。
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Mikhail Pletnev, piano
・Relaeased in 1994
Tchaikovsky:
The Seasons
定評あるリヒテル盤
チャイコフスキー:四季
プレトニェフその他のリリース
シューマン:交響的練習曲
ショパン:ピアノソナタ第2番
Tchaikovsky:
Piano Concerto No.1
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《同一主題による6つの小品
作品21》
1. 前奏曲 ロ長調
2. 4声のフーガ
3. 即興曲 嬰ハ短調
4. 葬送行進曲 変イ短調
5. マズルカ風 変イ短調
6. スケルツォ 変イ長調
《四季-12の性格的描写 作品37》
1. 1月:炉端にて
2. 2月:謝肉祭 |
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3. 3月:ひばりの歌
4. 4月:松雪草
5. 5月:白夜
6. 6月:舟歌
7. 7月:草刈り人の歌
8. 8月:収穫
9. 9月:狩
10. 10月:秋の歌
11. 11月:トロイカで
12. 12月:クリスマス |
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Scriabin:
24 Preludes/Sonatas 4 & 10
Mikhail Pletnev
ミハイル・プレトニェフによる美しいスクリャービン。初期を代表する『24の前奏曲作品11』と中期、後期の二つのソナタを中心とする選曲。作品11はショパンのそれに倣い、すべての調性を一巡する24曲からなる。ハ長調に始まってニ短調で終わる配列も同じ。曲そのものもショパンの影響が濃厚なものが多い。美しくわかりやすい小曲たち。
『ソナタ第4番』(1903年)はスクリャービンの個性が明確になり、新鮮な和声が聴かれる。これはショパンというよりリストが推し進めた方向だ。晩年の『ソナタ第10番』(1913年)では調性感は失われており、神秘的な独自の世界が展開される。スクリャービンが20世紀音楽の先駆者の一人とされる所以である。
ほかの小品たちもスクリャービンらしさが発揮されてからのもの。調性のある作品でも和声の精妙さを充分味わうことができる。
プレトニェフの繊細なピアノはスクリャービン作品の精妙さを余すところなく描き出して見事。端正で美しい演奏から深々とした詩情が立ちのぼってくる。
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Mikhail Pletnev, piano
(Steinway D015)
・Relaeased in 1996
Scriabin:
Preludes & Sonatas
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1. 24の前奏曲 作品11
2. ピアノソナタ 第4番 嬰ヘ長調 作品30
3. ピアノソナタ 第10番 作品70
4. 前奏曲 イ短調 作品51の2
5. 前奏曲 ヘ長調 作品49の2 |
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6. 夢 作品49の2
7. 3つの小品 作品45
8. やつれの詩曲 作品52の3
9. やつれの舞曲 作品51の4
10. 2つの小品 作品57 |
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Scriabin:
Piano Music
John Ogdon
ジョン・オグドンのスクリャービンは上記プレトニェフ盤のような万人向けではない。異形のスクリャービンである。
ジョン・オグドンはチャイコフスキー・コンクールでアシュケナージと優勝を分けあった俊英だった。アシュケナージがその後クラシックの王道を歩み続けたのに対し、オグドンはマイナーな作曲家や現代作品を採りあげることが多く、地味な存在に終始した。そのうちかれは精神を病み、演奏活動の中断を余儀なくされる。妻ブレンダ・ルーカスの献身によって復活を果たし夫婦連弾などで再び成果を挙げるが、結局長生きできなかった。この間のブレンダ・ルーカスの夫への献身は英国では美談として語り継がれている。
オグドンのスクリャービンのすごさは恐ろしいほどの表現の深みにある。没入の度合いがちがう。イッてしまったピアニストがイッてしまった作曲家の作品を演奏しているのだから当然?不謹慎なことを言いなさるな。しかしたしかに深淵をのぞき込むような怖さをもった演奏だ。
しかしそれだけではない。スクリャービンはショパンの影響からスタートし、リストやヴァグナーの成果を採り入れながら独特の神秘的和声を産み出していった、という一般的な理解が揺らいでくるのだ。初期の作品からでさえ、デーモンがうごめく闇が感じられる。スクリャービンは若いうちからイッていたのか。ずっしり手応えのある演奏を聴きながら、そんなことを考えてしまう。
最初期の作品から最晩年のものまで作曲順の配列。ソナタ全曲を収めた徳用盤だが、初心者の方は避けたほうがいいかも知れない。
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John Ogdon, piano
・Recorded in 1971
EMI Classics
7243 5 72652 2 5 (2CDs)
Scriabin:
Piano Music
オグドンの名演
メシアン:幼児イエズスに注ぐ...
メシアン:アーメンの幻想
Alwyn:
Fantasy-Waltzes; Preludes
一般的レパートリーでは
Tchaikovsky:
Piano Concerto No.1
John
Ogdon Plays Liszt
John
Ogdon Plays Rachmaninov
アシュケナージによる全集
Scriabin:
The Piano Sonatas
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<CD 1>
1. 練習曲 嬰ハ短調 作品2の1
2. ピアノソナタ 第1番 ヘ短調 作品6
3. ピアノソナタ 第2番 嬰ト短調 作品19
4. ピアノソナタ 第3番 嬰ヘ短調 作品23
5. ピアノソナタ 第4番 嬰ヘ長調 作品30
6. 4つの前奏曲 作品48
7. ピアノソナタ 第5番 嬰ヘ長調 作品53
<CD 2>
1. 2つの小品 作品57
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2. アルバムの綴り 作品58
3. ピアノソナタ 第6番 作品62
4. 2つの詩曲 作品63
5. ピアノソナタ 第7番 作品64「白ミサ」
6. ピアノソナタ 第8番 作品66
7. 2つの前奏曲 作品67
8. ピアノソナタ 第9番 作品68「黒ミサ」
9. ピアノソナタ 第10番 作品70
10. 詩曲「炎にむかって」作品72
11. 5つの前奏曲 作品74 |
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Scriabin:
Late Piano Works
Roger Woodward
スクリャービン晩年のピアノ曲集。1911年から14年まで、つまり死の前年までの4年間の作品ということ。練習曲だけは一応変ロ長調/嬰ハ短調/ト長調という調性が表記されているが、半音進行が多くてよくわからない。神秘的な和音に満ちていることはほかの作品と変わらない。
曲名を見ていくと「暗い炎」「炎にむかって」「漠然と」「瞑想的に」「空想して」など、曲の雰囲気が想像できるものが多い。神秘主義思想への心酔が産み出したスクリャービン独自の世界が広がる。精妙を通り越して神経質なくらいの音楽。ホロヴィッツが得意としていた理由がわかるというものだ。
ウッドワードはシドニー生まれのピアニスト。ラフマニノフの孫弟子だそうだ。たくましい技巧派でプロコフィエフや現代音楽が得意。スクリャービンみたいな微妙な曲はどうかと思ったが、素晴らしい集中力で神秘的和音を再現していく。ダイナミズムはもちろん申し分なく、見事に彫琢されたスクリャービンを聴かせてくれる。
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Roger Woodward, piano Steinway
・Recorded in 1991
Etcetera Records
KTC 1126
Scriabin:
Late Piano Works
ホロヴィッツ・プレイズ・スクリャービン
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1. 二つの舞曲 作品73
2. 5つの前奏曲 作品74
3. 詩曲「炎にむかって」作品72
4. ピアノソナタ 第10番 作品70
5. 2つの詩曲 作品71
6. 2つの詩曲 作品69
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7. 2つの前奏曲 作品67
8. 2つの詩曲 作品63
9. 詩曲-夜想曲 作品61
10. ピアノソナタ 第6番 作品62
11. 3つの練習曲 作品65 |
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