クラシックレビュー
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early music / baroque / orchestral / concerto / chamber
theatrical / vocal works / contemporary / historical recordings / etc.
 
ヴェニスの謝肉祭

Carnevale di Venezia
Janos Balint ・ Imre Kovacs, flutes

ヤーノシュ・バーリントによるフルート名曲集。ボルヌの『カルメン幻想曲』、ブリッチャルディの『ヴェネツィアの謝肉祭』、あと4曲はドップラーの作品で、有名な『ハンガリー田園幻想曲』『リゴレット幻想曲』が含まれる。曲目から想像がつくようにたいへんな名手だ。難曲中の難曲ブリッチャルディを完璧に吹きこなし、ゴールウェイに負けないテクニシャンぶりを発揮している。ドップラーの3曲に加わる第二フルート(コヴァーチュ)もぴったり寄り添って美しいハーモニーを響かせる。
これを購入したのは、ハンガリー人の演奏するドップラーを聴いてみたいと思ったから。しかし…、大差はなかった。都会的とでもいうのか、洗練された鮮やかな仕上がりだ。なにより音色が brillante なので、土俗的な雰囲気はあまりない。明るく楽しいドップラーになっている。
伴奏はブダペスト・ストリングス。指揮者がいないのでコンマスかバーリントが振っているのだろう。オーケストレーションは(4)がクラウディオ・シモーネで、他はイシュトヴァン・ボガールによるもの。

Janos Balint, flute
Imre Kovac, 2nd flute (2,4,6)
Budapest Strings

orchestration by Istvan Bogar
and Claudio Scimone (4)

・Recorded in 1996
Delta Music GmbH
Capriccio 10-831

Carnevale di Venezia

有名人の演奏では
Rampal: Encores
ゴールウェイ:ハンガリー田園幻想曲
ベネット:ハンガリー田園幻想曲
ロビソン:ハンガリー田園幻想曲
工藤重典:決定版 フルート名曲集

 
1. ボルヌ:カルメン幻想曲
2. F. ドップラー:ハンガリーの主題による小二重奏曲 作品36
3. F. ドップラー:ハンガリー田園幻想曲 作品26
4. ドップラー兄弟:リゴレットの主題による幻想曲 作品38
5. ブリッチャルディ:ヴェネツィアの謝肉祭 作品78
6. F. ドップラー:ハンガリー幻想曲 作品35
ドップラー

Doppleriade
Franz & Karl Doppler: Compositions for Flute

フランツ・ドップラーの没後100年記念コンサートの模様を収めたアルバム。各国から10人のフルート奏者が参加しており、ニコレ、ラリュー、アドリヤン、デボスト、ベネットというビッグネームも名を連ねる。普通じゃ考えられない顔ぶれ。しかも4組が夫婦だ。この10人にハープ、ピアノが加わり、有名無名のフルート曲が楽しく演奏されている。同業者の祭典か!和気あいあいの雰囲気が伝わってくる。原曲どおりの演奏もあるが、有名な『ハンガリー田園幻想曲』はアドリヤン(作曲者と同国人)をソリストにして10人全員で演奏したもの。さながらフルートオーケストラといったおもむきだ。
ドップラー兄弟の作品がたっぷり聴ける、フルートファンにはたまらなく楽しいアルバム。それ以外の人には少々しつこく聴こえるかも知れないが、マニア以外は買わないだろうから、ま、いいか。

 

Aurele Nicolet,
Marianne & Andras Adorjan,
Michie & William Bennett,
Kathleen & Michel Debost,
Veronique & Larrieu,
Hiroshi Hari, flutes
Vladimir Haas, harp
Stefan Soltesz, piano

・Recorded in 1984

Doppler: Compositions for Flute

 
1. F. ドップラー:アンダンテとロンド 作品25
2. F. ドップラー:夜想曲 作品19
3. ドップラー兄弟:ハンガリーの主題による幻想曲 作品35
4. F. ドップラー:サロン風マズルカ 作品16
5. ドップラー兄弟:リゴレットの主題による幻想曲 作品38
6. F. ドップラー:ラ・ソンナムブーラ 作品42
7. F. ドップラー:リジの思い出 作品34
8. ドップラー兄弟:ブラヴーラなワルツ 作品33
9. F. ドップラー:ハンガリー田園幻想曲
10. K. ドップラー:チャルダッシュ
ドップラー

Franz & Karl Doppler: Works for 2 Flutes and Piano

弟との共作を含むドップラーのフルート・デュエット全曲を収録。ハンガリーの男女デュオが軽快な演奏で楽しませてくれる。
(1)や(6)、(8)などがよく演奏されるのは、ハンガリー風だったり有名オペラが素材になっていることが要因だと思う。その流れでいけば(7)はもっと人気があってもいい。米国国歌や『ヤンキー・ドゥードゥル』が素材なのだから。ヴュータンの『アメリカの思い出』ほどひょうきんではないが、わかりやすく楽しい。
フルート2本のハーモニーは平行3度のほか、6度、オクターヴなどが用いられる。細かいトリルや多彩な装飾音で彩られているため、わずか2本にしては華やかな印象の作品が多い。技巧的パッセージの応酬も用意され、演奏のし甲斐もあれば聴き応えもある。とはいえやはりマニア向け?

 

Bea Berenyi & Akos Dratsay, flutes
Laszlo Revesz, piano

・Recorded in 1996
Hungaroton Classics
HCD 31648

Doppler: Works for 2 Flutes & Piano

シュルツ父子共演
ドップラー:リゴレット幻想曲
ランパルが(7)を
Romantic Music For Two Flutes And Piano
たっぷり聴きたい人に
Franz & Karl Doppler: The Music for Flutes & Piano

 
1. ドップラー兄弟:ハンガリーの主題による幻想曲 作品35
2. F. ドップラー:アンダンテとロンド 作品25
3. F. ドップラー:ラ・ソナムブーラ 作品42
4. ドップラー兄弟:プラハの思い出 作品24
5. ドップラー兄弟:勇壮なワルツ 作品33
6. ドップラー兄弟:リゴレットの主題による幻想曲 作品38
7. F. ドップラー:アメリカの主題による小二重奏曲 作品37
8. F. ドップラー:ハンガリーの主題による小二重奏曲 作品36
カルッリ:セレナーデ

Carulli: 6 Serenades for Flute & Guitar, op.109
Peter-Lukas Graf/ Konrad Ragossnig

カルッリのセレナーデ集。フルートとギターで奏されるこの曲集はカルッリの作品中でもよく採り上げられるもの。楽器編成と曲想が見事にマッチした理想的な作品である。演奏は名手グラーフとラゴスニヒ。
ギタリストの作品ではあるけれど主役はあくまでフルート。親しみやすい旋律にちょっぴり難しそうなパッセージを織り込み、アマチュアでも頑張れば吹けそうな気がする、うまい曲作り。きっと楽譜売れたんだろうな。
曲は遅/速の二つの部分からなる。シチリアーノふうの美しい歌をひとしきり歌ったあと軽快なロンド、もしくはワルツに移行していく。いかにもセレナーデらしい軽さ、明るさ、優雅さを楽しむことができる。ヘ長調の曲にどこかで聴いたような旋律が出てくるが、モーツァルトの『魔笛』によく似ているのだ。パクリ?
最後の曲のみ主題と変奏になっている。五つの変奏はわりと平板で面白くはない。

 

Peter-Lukas Graf, flute
Konrad Ragossnig, guitar

・Recorded in 1983
Claves CD 50-8304

6 Serenades for Flute & Guitar

同じコンビで
Miniatures for Flute & Guitar
こちらもおすすめ
Carulli: Flute Trios

 
1. セレナーデ 第1番 ニ長調
2. セレナーデ 第2番 ト長調
3. セレナーデ 第3番 ハ長調
  4. セレナーデ 第4番 ヘ長調
5. セレナーデ 第5番 イ長調
6. セレナーデ 第6番 ニ長調

テオバルド・ベーム

Theobald Boehm: The Revolution of the Flute

なんともマニアックな、しかし面白いアルバムである。ベーム(1794-1881)はフルートの改良に生涯を捧げた人物。かれが行った改良のプロセスを音で聴いてみようというのである。使用されているフルートは全部で5種類。キイがちょっとしかない木製フルートから徐々にキイが増えて現在とほぼ同じモデルになるまでの、各段階のフルートが聴けるのだ。木製と金属製のものがある。(5本とも写真あり)
使い勝手の良し悪しは想像するしかないが、音色が微妙に異なるのは聴き分けることができる。特にどれがいいということもなく、それぞれ魅力的と言うしかない。ヒュンテラーがキイが多かろうが少なかろうが関係なしって感じで見事に吹ききっているからだろう。大変な腕前である。
ベームは残念ながら作曲家としては平凡だった。そんなこともあって、ここには他人の作品の編曲、他人の作品を主題にした変奏曲が多く集められている。シューベルトやベートーヴェンは原曲がいいから素直に楽しめる。アルト・フルートで演った『白鳥の歌』からの3曲の美しいこと美しいこと!ベートーヴェンの『セレナーデ』は木製フルートで演奏され、素朴で柔らかい音色が楽しめる。

 

Konrad Huenteler, flutes
Michaela Puehn, fortepiano
(Conrad Graf, ca.1835)

・Recorded in 1995
Musikproduktion Dabringhaus und Grimm
MDG 311-0708-2

The Revolution of the Flute

ヒュンテラーのアルバム
Mozart: Flute Quartets
Handel: Flute Sonatas
Telemann: Sonate Metodiche

 
1. Polonaise de Carafa, op.8
2. Variations sur la marche de l'opera Moise (Rossini), op.17
3. Variations brillantes sur un air allemand "Du, du liegst mir am Herzen", op.22
4. Souvenir des Alpes - No.2 Rondo allegro, op.28
5. Souvenir des Alpes - Rondo a la Mazurka, op.36
6. Three Songs from "Schwanengesang" (Schubert)
7. Serenade, op.8 (Beethoven)
レイチェル・ブラウン

Schubert & Boehm: Works for Flute

上記ヒュンテラー盤の5種類に対し、レイチェル・ブラウンは3種のフルートを使用。1790年頃から1870年頃にかけて制作されたもの、及びそのコピーである。1790年というとベームはまだ生まれていない。写真を見るとエボニー製でキイが八つしかないフルートだ。ブラウンはこの楽器で『しおれた花』をやっている。かの女はバロック音楽の名手だがシューベルトもなかなかうまい。ていねいで清潔感のある演奏。楽器のせいかおとなしい印象もある。フォルテピアノのニコルズが積極的で、全体が単調にならずにすんでいるのはこの人のおかげ。
後半のベーム作品は曲の出来映えが今ひとつ。(4)の『大ポロネーズ』など14分半もあってしんどい。ただここに盛り込まれたさまざまな技巧、めまぐるしいパッセージや大きい跳躍はベームのテクニックが半端でなかったことを示している。技の追求と楽器の改良はかれにとって表裏一体のものだったのだ。
最後の2曲は他人の作品を素材にしたもの。どちらも魅力的な旋律が散りばめられた楽しい作品だ。木製フルートの少しくすんだ音色が温かい。

 

Rachel Brown, flutes
Simon Nicholls, fortepiano
(Johann Streicher, 1839)

・Recorded in 1994
Chandos Chaconne
CHAN 0565

Schubert & Boehm: Flute Works

ブラウンの録音
French Baroque Flute Music
C. P. E. Bach: Flute Concertos

 
1. Schubert: Introduction and Variations on "Trockne Blumen"
2. Schubert: Two Songs from "Winterreise" (arr. Jansa)
3. Schubert: Am Meer from "Schwanengesang" (arr. Boehm)
4. Boehm: Grande Polonaise, op.16
5. Boehm: First Potpourri of Waltzes on Schubert's and other Favorite Melodies, op.18
6. Boehm: Fantasy on a Schubert Air, op.21

ポーラ・ロビソン

 

Paula Robison: Carmen Fantasy
(Bizet-Borne/ Faure/ Taffanel/ Dutilleux/ Gaubert, etc.)

ポーラ・ロビソンによるフランス近代フルート作品集。ボルヌ編曲の『カルメン幻想曲』が前座でゴーベールの『ソナタ』で真打ち登場という構成。伴奏はパールマンとのコンビで知られるサミュエル・サンダースである。
「意外に」楽しめたのがデュティーユの『ソナチネ』だった。「ゲンダイオンガク」の闘士といったイメージはまったくなく、伝統的三楽章形式で書かれたお洒落でチャーミングな作品。ちょっとラヴェルみたいな感じもする。
フォーレの小品やマスネらのコンクール用小品で聴かせるやさしさ、ていねいさはロビソンならではのもの。もちろん技術的には申し分ない。温かくやわらかい音色や微妙に伸縮するリズムにモイーズの弟子らしいところを感じる。
いちばん聴き応えのあるのはゴーベール。ご承知のように自身が優れたフルーティストだったわけで、フルートの表現力をうまく引き出した名曲と言えるだろう。とくにこの曲のもつミステリアスな雰囲気は魅力的。第二楽章の美しい旋律もフルート独特の陰のある音色を活かしたもの。あまり輝かしい音色の奏者だと皮相な感じになってしまうのだが、ロビソンのやわらかな音色はこの曲にぴったりだ。

 

Paula Robison, flute
Samuel Sanders, piano

・Recorded in 1992
Vanguard Classics
08 4058 71

Paula Robison: Carmen Fantasy

3人の笛吹きによる現代音楽
Schwantner: Flutes
これは珍しい…
By the Old Pine Tree

 
1. Bizet/Borne: Fantaisie brillante sur Carmen
2. Faure: Sicilienne
3. Delibes: Morceau de concours
4. Massenet: Morceaux du concours
  5. Taffanel: Andante Pastoral et Scherzettino
6. Faure: Morceau de concours
7. Dutilleux: Sonatine
8. Gaubert: Sonate
ロバート・エイトケン

Robert Aitken: French Flute Music
(Taffanel/ Widor/ Bozza/ Caplet/ Jolivet/ Debussy/ Ferroud)

エイトケンもまたモイーズに学んでいるそうである。面白いことにモイーズがけなしていたガッゼローニにも教わっている。モイーズは「やめとけエイトケン」とは言わなかったんだろうか。
曲目は上記ロビソン盤より新しいものが多い。タファネル(弟子のゴーベールのために作曲)のみ重複する。ロマン派から吹っ切れた作品が多いのでドライでかっこいい印象のアルバムになっている。カプレのかわいらしい作品がオアシスという感じ。
ピアノ伴奏版の『リノスの歌』はとくに聴き応えがある。難曲だけに少々つらい部分もあるが、起伏に富んだ作品を手際よくまとめあげている。もうひとつのジョリヴェ作品『5つの呪文』は今ひとつ。ランパル(エイトケンはかれにも学んでいる!)のひらめきに満ちたあざやかな演奏を知ってしまうと、エイトケンはやけに真面目にきこえる。楽譜をそのまま音にしましたって感じ。

 

Robert Aitken, flute
Robin McCabe, piano (1-5)

・Recorded in 1980 & 81 (1-5)
BIS CD 184

French Flute Music

武満をやっている盤は
Toward the Sea
こちらも参考までに

 
1. Taffanel: Andante Pastorale et Scherzettino
2. Widor: Suite op.34
3. Bozza: Trois Impressions
4. Caplet: Reverie et Petite Valse
  5. Jolivet: Chant de Linos
6. Debussy: Syrinx
7. Ferroud: Trois Pieces pour flute seule
8. Jolivet: Cinq Incantations pour flute seule
海へ

Toward the Sea
Susan Hoeppner with Rachel Gauk

フルート奏者スーザン・ヘプナーがギターのレイチェル・ガウクと組んだアルバム。ありがちな小品集とは少々違って、曲目が面白い。
まず20世紀イタリアからカステルヌオーヴォ=テデスコの『ソナチネ』。現代フランスのギタリスト、クレインジャンスとストラヴィンスキーの小品をはさんで日本の作品が続く。宮城道雄の『春の海』、長沢勝俊の『萌春(ほうしゅん)』、そして武満徹の『海へ』の順だ(ちなみに二人はこの3曲を『日本作品集』の中で再び採り上げている)。あとはボザの作品とロドリーゴ、最後は民謡の編曲といったぐあい。

カステルヌオーヴォ=テデスコには『平均律ギター曲集』とか『ギター協奏曲』などギター作品が多い。さすがに安定した書法で、二人ものびのび演奏している。クレインジャンス作品は短いのでこれだけではどういう作曲家だかわからないが、『荒城の月の主題による変奏曲』というのを書いているそうだ。日本びいきなのか。
宮城の『春の海』はフルートとギターという組合せのため、響きは少々洋風になる。これがさわやかで心地よい。長沢の『萌春』も尺八用の曲で、オリジナルは聴いたことがないがのびやかで美しい曲だ。田園に春の微風が渡るようなイメージ。
アルバムタイトルにもなっている『海へ』は競合盤が多いので、この二人の演奏は控えめな印象を受ける。楚々とした仕上がりがよい。
最後はリョーベトのギター編曲でも知られるカタルーニャの歌をフルートとギター用に編曲したもの。「盗賊の歌」「クリスマスの夜」「アメリアの遺言」「聖母の御子」の4曲。ヘプナーのフルートが美しく歌いあげていく。

 

Susan Hoeppner, flute Yamaha
Rachel Gauk, guitar

・Recorded in 1993
Marquis Classics (Canada)
ERAD 147

Toward the Sea

日本作品集は
Sea in Spring: Japansese Music
エイトケンの「海へ」
Aitken: Toward the Sea
鈴木大介で
どですかでん

 
1. カステルヌオーヴォ=テデスコ:ソナチネ
2. クレインジャンス:二つのアリア
3. ストラヴィンスキー:パストラール
4. 宮城道雄:春の海
5. 長沢勝俊:萌春
 

6. 武満徹:海へ
7. ボザ:3つの小品
8. ロドリーゴ:セレナータ
9. 伝承曲:4つのカタルーニャの歌

ピアソラ:タンゴの歴史

Piazzolla for Two: Tangos for Flute & Guitar

パトリック・ガロワとイェラン・セルシェルによるピアソラ。クラシックからピアソラに入った人にはお奨めだ。とにかく美しい。柔らかくふくよかな音色の木製フルートと澄んだ音色のギターがピアソラ音楽のエッセンスを見事に抽出して聴かせてくれる。アルゼンチンタンゴの猥雑さがすっかり洗い流され、特徴的な旋律線や現代音楽の作曲家を目指していたピアソラの〈先進性〉が浮かび上がってくる。
しかしアルゼンチンタンゴのファン、昔からのピアソラ本人のファンにはお奨めできない。蒸留水を飲まされているような味気なさ。これはタンゴではない。さまざまな夾雑物あってこそのタンゴである。情熱、夢想、嫉妬、高慢、焦燥…、そういういわばドロドロの情念が反映されたものが、民族音楽のタンゴなのだ。ピアソラでもダリエンソでもそれはおなじである。

 

Patrick Gallois, flute
Goran Sollscher, guitar

・Recorded in1996
Deutsche Grammophon
449 185-2

Piazzolla for Two
ピアソラ・フォー・トゥー

こんなコンピも
ピアソラ名曲集

 
1. タンゴの歴史
2. ブエノスアイレスの四季
  3. フルートソロのための6つのタンゴエチュード
4. タンゴ組曲よりタンゴ第2番
 
器楽曲 1 / 2 / [3] / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10
11
early music / baroque / orchestral / concerto / chamber
theatrical / vocal works / contemporary / historical recordings / etc.