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ドリ・カイーミ

Dori Caymmi: Cinema - A Romantic Vision

ジャズっぽいアレンジでまとめられた映画音楽集。おなじみの曲が力の抜けた、リラックスした演奏で楽しめる。『ジェームス・ボンドのテーマ』がこんなに力の抜けた演奏で聴けるのは珍しい。もの憂い感じのものが多いから、朝から聴くのは禁物だろう、再び眠りに落ちてしまうから。日曜日ならともかく…。
メンバーがとにかく贅沢だ。ドン・グルーシン、パウリーニョ・ダ・コスタが参加しているし、ホーン・アレンジにはトム・スコットの名前がある。当然演奏レベルが高く、ただのBGMにはなっていない。アドリブもさすがにお洒落だし、これなら口うるさいジャズファンが聴いても楽しめるだろう。ただドリ・カイーミのギターやヴォーカルはそれほど活躍していない。

ちなみに国内盤はジャケットがまったく違うのでそのつもりで。

 

Dori Caymmi, guitar and vocals
Billy Childs, piano
Don Grusin, keyboards
Abraham Laboriel, bass
Michael Shapiro, drums
Paulinho da Costa, percussion
Carmen Bradford, vocals
and others

輸入盤はこちら
A Romantic Vision
国内盤はこのタイトル
CINEMA-A Romantic Vision

これもどう?
Jazz Relaxante

 
  1. Pink Panther
2. My Favorite Things
3. James Bond (Main Theme)
4. Cinema Paradiso
5. Something's Coming
6. I Believe I Can Fly
  7. Manha de Carnaval
8. It Might be You
9. The Shadow of Your Smile
10. Raindrops Keep Falling on My Head
11. I Believe I Can Fly (with vocal)
パトリシア・カース

Piano Bar by Patricia Kaas

往年の名シャンソンを歌うパトリシア・カース。かの女がふつうにやっているはずはないと思い興味津々で聴いてみたが、充分満足のいく仕上がりだった。マスターはかろうじてシャルル・トレネを知っている世代で、ジャック・ブレルやジルベール・ベコーが好きだった。ここに収められた曲はほとんど知っている。そしてパトリシアに関しては、かつて“Mademoiselle Chante le Blues”が愛聴盤だった。

その“Mademoiselle Chante...”からすると、歌い方がずいぶんソフトな印象。しかしもともと歌唱力はあるわけで、ささやき系ともつぶやき系ともちがう。やはりパトリシアだ。情感の豊かさ、歌いまわしのうまさはかわらない。
面白いのはほとんどの曲が英語で歌われていること。インターナショナルな名曲だから?理由はわからないが、英語詩のなかには原詩とはちがう内容のものもあり、どういうつもりで歌っていたのだろう。全ての曲の歌詞が掲載されているので、原詩をご存知の方は較べてみるといいと思う。
アレンジは凝ったもので、ジャズっぽいものもいくつかあって楽しい。アルバムデザインも凝っている。見た目も中味もリッチな感じだ。お洒落で、小粋で、リラックスして聴けるパトリシア。夜更けに聴きたい一枚。

 

Patricia Kaas, vocals
Chris Cameron, keyboards
Steve Sidwell, trumpet
Jamie Talbert, alto flute & tenor sax
Steve McNichol, programming
and others

・Released in 2002

Piano Bar by Patricia Kaas
ピアノ・バー

これがかっこよかった
Mademoiselle Chante le Blues
ほかには
Rendez-vous
Toute la Musique
Sexe Fort
Le Mot de Passe

 
  1. My Man (Mon homme)
2. If You Go Away (Ne me quitte pas)
3. What Now My Love (Et maintenant)
4. Un Homme Et Une Femme
5. The Summer Knows
6. I Wish You Love
7. Yesterday When I Was Young
  8. Les Moulins De Mon Coeur
9. Autumn Leaves
10. Where Do I Begin (from Love Story)
11. Syracuse
12. La Mer
13. And Now... Ladies and Gentlemen
14. If You Go Away (remix)
北川桜

北川桜:私の心のお祭り(Es Fascht fur mis Harz)

ヨーデルと聞いて灰田勝彦を思い出す人は米寿前後かも。え、古すぎる?マスターが思い出すのはカントリーヨーデルのほうで、ジミー・ロジャース、エルトン・ブリット、ロザリー・アレンなんてところ。本場アルプスのヨーデルは積極的に聴いてこなかった。日本人ヨーデラーも沖山なんとかいう人をかすかに憶えているていど。

それがふとしたことで北川桜さんのヨーデルを知ることになった。女性だからヨーデラーじゃなくてヨーデラリンだが、なんと当カフェのオーナーの知り合いだったのだ。スイスでヨーデルのCDを出した最初の日本人だというからすごい。それじゃスイス・ヨーデルの歌い手なのかと思ったら、ドイツ・ヨーデル、オーストリア・ヨーデルも守備範囲だという。アルプス全域である。うーむ、こういう地域横断的な仕事は外国人のほうがやりやすいのかも知れない。

さて、CDは一般にイメージされているであろう山のヨーデルとヨーデル歌曲、クーグロッケン(カウベル)の演奏が交互にあらわれる感じ。誰でも知ってる「ホルディリディア」の歌(16)や『エーデルワイス』(5
)もあるが、ちょいと感覚の新しいオリジナル曲も加えられていて選曲は多彩だ。
北川さんの歌唱、カウベル演奏は和み系。なんというかその、おらが村の歌姫って雰囲気がいいのだ。これを難しく言うと、山の民の音楽としての素朴さと芸術的洗練のバランスってことになるかな。リクツはともかく、ご本人の言う「空気清浄機」効果で部屋の中がアルプスに一変する。フォンデュがあればさらによし。

 

♪ Mir sage Dank

Visit→オフィシャルサイト

★現在ダイワハウス「羊のCM」に歌声で出演中
本人の勇姿はYouTubeでも!

 
  1. Heech Obe
2. Mi Schmeichelchatz 私の甘える猫
3. E Bitt 神様
4. Im Labe het di mangisch scho... 人生は時に...
5. Edelweiss
6. Spot Summer 夏の終わり
7. Herbscht 秋
8. Schneewalzer 雪のワルツ
  9. Schonbuel-Juiz シェーンブリ・ユッツ
10. Mir sage Dank 神様に感謝します
11. Duftendi Veiali
12. Stuune 感動(感激)
13 Jutze vo Harze 心のヨーデル
14 Veraarmig 種の減少
15 Bis z' friede 幸せになる
16 Vo Luzern uf Weffis zu ルツエルンからベッギスへ
 
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